言葉って大事だ。頭の中でぐちゃぐちゃになっているのを整理できて、なおかつ吐き出せる。


そう、言葉って大事だ。


私は朝が嫌い。起きてとてつもない不安感に襲われて一日がスタートする。もうこれだけで気が滅入るし、何もしたくなくなる。かと言って寝込んだところで夜になるだけだし何かが変わるというわけではない。


なんだか昨日から気持ちが掻き回されている。しかも余裕が無い。プライドだけは無駄にあるから、いつだって余裕のある自分でいたいのに。


もうさ、全部君のせいだよ。俺たち似ているから、ほら、感情ないよねって言われるところとかさ(満面の笑み)とか、もう、勘弁してくれよ(笑)


私はもう昔みたいにそんなに子供でもないし、色々割り切って生きているから、過去の辛いこと話したところで慰めてくれとは思わない。単純に事実を話しているだけ。それだけのこと。だからそんなことあったんだ程度に思ってくれればいい。だって、事実だから。


だから人が聞いたら驚くような内容も淡々と話す。別に特段辛いという感情は持ち合わせてはいない。


だけど君は、君は一生懸命私の話を聞いて、涙しては、君は私の好きな物を肯定して、俺も聴くって言って。何回もすごいね、すごいね、君は強いね、尊敬するって。


だって、私たちの関係って。


あれ?って思ってしまった。私は君に何も期待していなかった。最低だけど、都合のいい関係でいいと思っていた。寂しい時に心を埋められる存在でいいって、思っていた。


浅はかすぎた。


君のこと深く知れて、色々な一面がみえて。


もう、勘弁してくれ。笑


傷つくのが嫌だった。私のこと深く知った人は離れていく人の方が多い。まあそんなもんか、と思いながらも寂しかったし、自分ではどうしても変えられることのないことだから。だって、過去は変えられない。


だからもう、出会っていいなと思った人に対する気持ちも、恋愛感情も全て消した。消えればいいと思った。お互い都合のいい関係、それが一番落ち着いた。


嫌だなぁって思っている。恋愛体質な自分も、君に惹かれてしまった自分も、嫌だなぁって思って、頭の中がぐるぐるしてしまっている。


愛おしいって言ってくれた君の言葉、綺麗だよって言ってくれた君の言葉、全部残っている。


松〇〇李をみて、カッコよすぎるやろって悶絶した時、顔をガッと掴んで俺よりも?って聞いてきた時の君の顔も。


もう一度言うけど、だって、私たちの関係って。


私は性格的に白黒ハッキリつけないと嫌なタイプだ。


だから、セフレの関係でよかった。でも君の端々の言葉が、君から手を繋いできたこととか、「俺たち付き合ったらって考えた時、別れる理由が見つからないんだよね」だなんて。


ねぇ、私たちの関係ってなに。


この一言が怖くて、君にきけないよ。